わらびーの温泉日記

個人的な温泉レポなどの徒然日記です

乳頭温泉郷・孫六温泉

黒湯温泉は休暇村からひたすら狭い悪路を抜けて辿り着いたのですが、その黒湯温泉駐車場の奥にまだ道は続いていて、どうやら孫六温泉に繋がっている様子。

次の湯が決定しました。

その先も変わらず悪路を行き、辿り着いたのはダムの工事現場。あれ?行き止まり???立ち入り禁止の札に運転席であたふたしていると、工事現場のおにーさんが「ちょっと手前の坂に駐車場がある」と教えてくれました。ってそれ、工事車両の縦列駐車じゃなかったのかー!看板たててくれー!言われないと分からないぞぉー!

バックしてなんとか車を止め、ダム横にかかる橋を渡り反対岸に。なるほど。車では行けないのね。だからナビでは案内候補に出なかったのか。

それにしても下を流れる水が真っ赤なんですが、これは温泉成分?それとも工事後の水路の着色剤?

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露天風呂から見える赤い川

これまた寂れた味のある建物群。一昔前で時が止まってるタイプの宿でした。

だけど敷地内の案内用紙とか、ワードアートとか駆使してパソコンで頑張ってた。これ作ったのおじいちゃん?まさかね…。

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頑張ってる説明!

受付の超スローペースな微笑ましいおじいちゃん…。この案内板、受付の場所指し示してないから迷っちゃったよ。面白かったから許すけど!なんとか受付見つけてお風呂入れて良かったわ!

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受付どちら?

混浴、今回も貸切かと思いきや、丸裸でさあ入ろう!というときに扉を開ける音が。やばい!間一髪でタオルで隠し、そそくさと退散。おじさんとめちゃくちゃ目があった…。脱衣場と混浴の風呂場を仕切る扉の窓ガラスが透き通ってるのは、現代ではちょっと乗り遅れ感というか、きっとこういうところが黒湯温泉との違いなんだなーと。

ただ、女性の脱衣場の奥に女性専用露天があったので、そこは助かりました。

精神的にドキドキしててあんまりお湯のこと覚えてないのですがw

混浴はちらっと見ただけで全く入れなかったけど、それは羞恥心の敗北なので…。仕方なし。混浴はもともと誰彼構わずみんなで入って楽しむお湯なので、ここで文句を言うなら男女別の湯だけにはいればいいのだし。

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平成も通り越して昭和…?

男女別の唐子(からこ)の湯。やはりというか、シャワーもない古めかしい湯小屋。

お湯の温度はこの日色々入りすぎて印象薄いのですが、おそらく40度いくかいかないかのぬるめだったと思います。湯船の中まさぐっても見当たらない湯口。男湯と浴槽下部が繋がっていたので、男湯に新鮮なお湯が入ってるのかも。

浴槽内が見辛く、コンクリートや石の塊が、腰掛けと椅子がわりに底に沈んでいるのでお気をつけて。経年劣化により木がカビたりささくれたっていたりしますが、そこは寂れた雰囲気演出ということで。お湯は滑らかでのんびりできそうでしたが、時間の関係でそそくさと上がりました。

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私物のようなシャンプーありましたw

川向こうから覗いたときの寂れた雰囲気から、きっと設備整ってないだろうなと思ったので、頭や体は洗わない前提での立ち寄りでした。何も気にしない人は気にしないだろうけれど、洗い場らしきものは見つからなかったし、ドライヤーも果たして存在しているのか…。

黒湯温泉とは雰囲気も随分違い、かつ山奥にひっそりと佇むので「穴場」ではあるかも。と言っても黒湯温泉からの近道を通ってるので、194号線からの行き方はどのような道かは分からないのですが。恐らくツアー系の人数は入れないキャパなので、比較的静かにお湯を楽しめそうです。

今ネットの口コミ見たら、車の乗り入れ不可能…?ま、まじかぁ…??

 

(正直いうと、唐子の湯はお湯の循環が目に見えなかったので、衛生的に不安な印象が…循環されていても加水されていても、どばどば新しい湯が入り浴槽から流れ出ていく方がまだ安心できますね…。)

www.nyuto-onsenkyo.com

サイトも独自のものはなく、予約も問い合わせのみ。ほんとに有名温泉地のひとつ?!と疑うほどの秘湯ぶり!

好きな人はほんとに好きそうだけど、確実に万人受けはしないタイプです。

ご興味ある方は是非に。