乳頭温泉郷・蟹場温泉
乳頭温泉郷で注意が必要なのは、立ち寄り入浴の時間帯です。
これは湯めぐり帖の表紙裏ですが、大体16時ごろで受付終了してしまいます。湯巡りするなら早めの行動を!
黒湯温泉に着いたのが13時。それから14時すぎに孫六、そして15時半ごろに今回最後の湯、蟹場温泉へ到着。なかなか良いペースです。「かにば」かと思っていたら「がにば」だった!がにばおんせん。
今回は数をこなすのが目標だったため、ここでやっと頭を洗いました。湯巡りしたら汗が吹き出るので、どっちみち最後に頭は洗ったほうがよいですね。デトックス!
ここでは時間帯で男女の変わる露天風呂が渡り廊下の手前側にあり、その奥に内湯がふたつ。これは男女別で、手前が小さな石造りの浴槽で、奥が昔ながらの木造大浴場でした。
蟹場温泉は、今まで巡った乳頭温泉郷の中で、群を抜いて温度が熱い!!!平均44度程です。熱湯が苦手な方は、一瞬浸かることすら難しい温度。
お湯は単純硫黄泉で、白い湯の花が舞い踊る比較的透明なお湯。熱すぎて長湯は出来ませんが、源泉100%だなと納得できるお湯の質感でした。露天風呂は洗い場がなく桶が数個あるのみなので、みどりの景色とお湯を楽しんで内湯へ。
時間と体力の関係で石造りの内湯はスルーしましたが、熱いのがダメな人は恐らくここが一番マシかと。奥の大浴場は浴槽が大きいのと熱湯の供給量が多すぎて、水を足しても全く温度が下がりませんでした。数分水をいれてかき混ぜても45度!地獄?
岩風呂は実際入ってないのでどのくらいの湯温かはわかりませんが、浴槽の大きさから比較的ぬるくしやすいかなーと思います。洗い場(シャワー付き)とシャンプーなどのアメニティもありました。
そして大浴場。脱衣場には洗濯機と乾燥機があったので、ここも湯治場として活躍しているようですね。
洗い場にシャワー付きカランがふたつあったのですが、壁際の方、故障していたのか水の出し方が分からず、登山帰りの賑やかなおばちゃんが私の使うカランを待つ羽目に…。うぅ、ゆっくり洗いたかったけど…。
なかなかぬるくならない熱湯大浴場なので、湯あたりにご注意ください。福島の飯坂温泉を思い出しました。
洗い場の数は少ないですが、脱衣場も浴場も広めで公衆浴場感があります。
このサムネにあるお風呂に入った記憶はないのですが、宿泊者専用なんでしょうか?
浴後はしっかりと水分補給しましょう!